業績

著書学術論文学会発表その他
著書(単著)
  1. 片岡樹(2007) 『タイ山地一神教徒の民族誌―キリスト教徒ラフの国家・民族・文化―』 風響社
  2. Tatsuki Kataoka (2011) Border Crossing and Labor Migration of the Lahu Hilltribe. Kyoto Working Papers on Area Studies No. 104. Kyoto: Center for Southeast Asian Studies, Kyoto University.
編訳書
  1. チャレ著・片岡樹編訳(2008) 『ラフ族の昔話―ビルマ山地少数民族の神話・伝説―』
    雄山閣
学術論文
  1. 片岡樹(1997) 「『民話の神学』の文化論序説」『台湾原住民研究』(順益台湾原住民研究会)2号: 139-154.
  2. 片岡樹(1997) 「`改宗する側の論理`についての覚書」『比較社会文化研究』(九州大学大学院比較社会文化研究科)2号: 41-48.
  3. 片岡樹(1998) 「東南アジアにおけるキリスト教受容の理解についての試論的考察」『九州人類学会報』(九州人類学研究会)25号: 31-42.
  4. 片岡樹(1998) 「タイ国の少数民族に見るキリスト教と民族文化-クリスチャン・ラフの事例を中心に-」『福岡発・アジア研究報告』(財団法人アジア太平洋センター)Vol.7, No.1: 106-112.
  5. 片岡樹(1998) 「東南アジアにおける『失われた本』伝説とキリスト教への集団改宗-上ビルマのラフ布教の事例を中心に-」『アジア・アフリカ言語文化研究』(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)56号: 141-165.
  6. 片岡樹(2002) 「もうひとつの『もうひとつの知』-山地民ラフにおける神義論と カリスマ-」『年報タイ研究』(日本タイ学会)2号: 45-59.
  7. 片岡樹(2003) 「悪魔の神義論-タイ国の山地民ラフにおけるキリスト教と土着精 霊-」『民族学研究』(日本民族学会)68巻1号: 1-22.
  8. 片岡樹(2003) 「神の掟と人の掟-タイ国の山地民キリスト教徒にみる『宗教』と 『慣習』-」『九州人類学会報』(九州人類学研究会)30号: 63-68.
  9. 片岡樹(2004) 「領域国家形成の表と裏-冷戦期タイにおける中国国民党軍と山地 民-」『東南アジア研究』(京都大学東南アジア研究所)42巻2号: 188-207.
  10. Tatsuki Kataoka(2004) "The Formation of Ethnic and National Identity: A Case Study among the Lahu in Thailand." Ricardo G. Abad (ed.) The Asian Face of Globalisation: Reconstructing Identities, Institutions, and Resources. Kuala Lumpur: The Nippon Foundation, pp.170-177.
  11. 片岡樹(2005)  「東南アジア大陸山地社会における宗教変動と伝統文化の再編- タイ国のラフ社会におけるキリスト教への改宗例を中心に-」九州大学博士論文
  12. 片岡樹(2006) 「『伝道すべき何か』を当事者はどうみていたか―中緬泰国境山地 のラフ布教の例から考える―」『「布教」と「改宗」の比較宗教学的研究―モダニ ティ・宗教・コロニアリズム―』平成15-平成17年度科学研究費補助金基盤研 究(B)研究成果報告書(研究代表者:関一敏)、95-121頁
  13. 片岡樹(2007) 「ラフ・被征服民族の宗教史」綾部恒雄監修『失われる文化、失 われるアイデンティティ』(講座世界の先住民族第十巻)明石書店、89-100頁
  14. 片岡樹(2007) 「カリスマの文法―タイ山地民ラフにおける宗教運動の振幅と隣 接民族―」『族』39号: 25-43.(印刷中)
  15. 片岡樹(2007) 「『ラフであること』の本質?-東南アジア大陸部山地民の民族帰 属認知における柔軟性をめぐって-」『文化人類学』(日本文化人類学会)71巻4 号: 437-457.
  16. 片岡樹(2007) 「ラフの移住―暮らしのなかの近現代政治史-」『自然と文化そし てことば』(葫蘆舎)3号: 85-95.
  17. 片岡樹(2007)  「山地からみた中緬辺疆政治史―18-19世紀雲南西南部における 山地民ラフの事例から―」『アジア・アフリカ言語文化研究』(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)73号: 73-99.
  18. 片岡樹(2007) 「アジア周縁社会における移住と国家権力―華南・東南アジアに おけるラフの事例から―」『ユーラシアと日本-境界の形成と認識―』シンポジウ ム「ユーラシアと日本:境界の形成と認識―移動という視点―」報告書、pp.41-50.
  19. 片冈树(2009) “基督教与跨境民族:泰国拉祜族的族群认同”塚田诚之,何明主编
     《中国边境民族的迁徙流动与文化动态》云南人民出版社,pp. 351-368.
  20. 片岡樹(2009) 「アジア周縁社会における移住と国家権力―華南・東南アジア山地民ラフの事例から―」 塚田誠之編『中国国境地域の移動と交流―近現代中国の南と北―』有志舎、261-284頁
  21. 片岡樹(2010) 「妖術からみたタイ山地民の世界観―ラフの例から―」鈴木正崇編『東アジアにおける宗教文化の再構築』風響社、243-272頁。
  22. 片岡樹(2010) 「ラフ族」『アジアの境界を越えて―人間文化研究機構連携展示―』国立歴史民俗博物館、209-213頁。
  23. 片岡樹(2011) 「仏教、民俗宗教、少数民族」奈良康明、下田正弘編『静と動の仏教』(新アジア仏教史04スリランカ・東南アジア)佼成出版社、383-413頁。
  24. 片岡樹(2011) 「跨境民・ラフ族」『中国21』(愛知大学現代中国学会)34号: 225-242.
  25. 片岡樹(2011) 片岡樹(2011) 「食人鬼のいる生活―タイ山地民ラフの妖術譚とその周辺―」『社会人類学年報』37:1-25.
学会発表等
  1. 片岡樹(1998) 「教会史文献にみる初期ラフ布教とキリスト教への集団改宗-『失 われた本』伝承との関連から-」日本民族学会第32回研究大会(於西南学院大学)
  2. 片岡樹(1998) 「クリスチャン・ラフ(ビルマ、タイ)にみる民族意識の形成-初 期集団改宗運動とその後日談をめぐって」東南アジア史学会第60回研究大会(於 桃山学院大学)
  3. 片岡樹(2001) 「大陸東南アジアのプロテスタント山地民にみる『外来』と『土着』 の相克-タイ国のキリスト教徒ラフ村落の事例から-」日本民族学会第35回研 究大会(於神戸大学)
  4. 片岡樹(2001) 「山地少数民族から見た国家・宗教・民族-ラフ社会における仏教 とキリスト教-」日本タイ学会第3回研究大会(於熱海)
  5. 片岡樹(2002) 「『ラフであること』の条件と『慣習』」日本民族学会第36回研究 大会(於金沢大学)
  6. 片岡樹(2003) 「東南アジア山地民キリスト教徒に見る救済モチーフと民族主義- タイ国のラフの事例から-」日本民族学会第37回研究大会(於京都文教大学)
  7. 片岡樹(2005) 「『亡国の民』の形成―山地民ラフの自律的政権の解体をめぐって―」 東南アジア史学会第73回研究大会(於愛知大学)
  8. 片岡樹(2007) 「アジア周縁社会における移住と国家権力―華南・東南アジアの山 地民ラフの事例から―」人間文化研究機構連携研究シンポジウム「ユーラシアと 日本―境界の形成と認識―」(於国立歴史民俗博物館)
  9. 片岡樹(2008) 「妖術師はいない方がよいのか?―タイ山地民ラフの憑きもの現象―」
    日本文化人類学会第42回研究大会(於京都大学)
  10. 片冈树(2008) “基督教与跨境民族:泰国拉祜族的族群认同”中日国际学术研讨会“中国边境民族的迁徙,交流和文化动态”(于云南大学)
  11. 片岡樹(2008)「国家のはざまを生きる―タイ山地少数民族からみた現代アジア―」 日本財団APIフェローシップ公開シンポジウム「分断のアジア、融和のアジア― ゆるやかな『共同性』を求めて―」(於浜離宮朝日ホール)
  12. 片岡樹(2009)「タイ山地民ラフとキリスト教」桜美林大学公開シンポジウム「キリスト教と人類学―文化をまたぐ―」(於桜美林大学)
  13. 片岡樹(2009) 「謎を愉しむ―タイ山地民のフィールドで出会った変な話―」日本文化人類学会第43回研究大会(於大阪国際交流センター)
  14. 片岡樹(2010) 「非宗教という宗教―南タイ・プーケットにおける中国系廟にみる制度宗教外の宗教実践―」東南アジア学会第83回研究大会(於愛知大学)
  15. 片岡樹(2010) 「北タイ山地民の視点から」2010年度アジア政経学会西日本大会(於京都大学)
  16. 片岡樹(2010) 「神学論争と人類学」日本文化人類学会第44回研究大会(於立教大学)
  17. 片岡樹(2010) 「從土地神崇拜觀察泰國普吉島的地域性」2010海外華人與華僑教育國際研討會(於國立臺灣師範大學)
  18. Tatsuki Kataoka (2011) “Religion as Non-religion: The Place of Chinese Temples in Phuket, Southern Thailand.” Paper Presented at the Joint Conference of the Association for Asian Studies and International Convention of Asia Scholars (at Hawaii Convention Center, Honolulu).
  19. Tatsuki Kataoka (2011) “The Concept of Exchange and Reciprocity in the Discourse of Religion among the Lahu in Northern Thailand.” Paper Presented at the International Symposium on “Ethnic Interaction in the Context of Globalization in Southwest China and Its Relationship with Southeast Asia.” (Yunnan University, Kunming, China)
  20. 片岡樹(2011) 「東南アジア大陸辺疆山地からみた国家―『山地民研究』によって見えてくるもの、見えなくなるもの―」東南アジア学会第86回研究大会(於東海大学)
その他
  1. 片岡樹(1994) 「山地民とキリスト教」小野澤正喜(編)『アジア読本タイ』河出 書房新社: 210-215.
  2. 片岡樹(2000) 「ラフ(ミャンマー、ラオス、タイ)」綾部恒雄(監修)『世界民族 事典』弘文堂: 738.
  3. 片岡樹(2002) 「東南アジア周辺部にみるキリスト教への改宗と宗教・文化概念の 再編成に関する研究-タイ国北部山地におけるラフ社会の事例から-」『平成12 年度研究・活動助成報告集』(財団法人庭野平和財団):63-67.
  4. 片岡樹(2003) 「周縁者の宗教実践-自らの不遇を神に問う山地民-」綾部恒雄、 林行夫編『タイを知るための60章』明石書店:180-185.
  5. 片岡樹(2004) 「タイ山地民の健康管理-ラフの例-」『ミュージアム九州』(博物 館等建設推進九州会議)77号: 3-7.
  6. 片岡樹(2004) 「フィールドで豊かに悩む-『第四世界の人類学』へのコメント-」 『九州人類学会報』(九州人類学研究会)31号: 63-64.
  7. 片岡樹(2005) 「コメント」『九州人類学会報』(九州人類学研究会)32号: 93-94.
  8. 片岡樹(2006) 「19世紀中緬辺疆地域の『ラフの国』について―清朝期雲南のチベ ット・ビルマ語系山地民の政治統合の一例として―」『アジア・アフリカ言語文化 研究所通信』118号: 66.
  9. 片岡樹(2006) 「書評 Hjorleifur Jonsson, Mien Relations: Mountain People and State Control in Thailand」『東南アジア研究』44巻2号: 273-276.
  10. 片岡樹(2008) 「南タイ福建人社会のババ文化と土地公祭祀―プーケットの事例 より―」『アジア・アフリカ言語文化研究所通信』122号: 60.
  11. 片岡樹(2009) 「現代ベトナムの少数民族政策の変遷を追う―書評・伊藤正子著 『民族という政治』―」『図書新聞』2904号(2009年2月7日): 3.
  12. 片岡樹(2009)「新刊レビュー・塚田誠之編『民族表象のポリティクス―中国南部における人類学・歴史学的研究―』」『月刊みんぱく』125号: 25.
  13. 片岡樹(2009)「南タイ・プーケットのババにみる土地神崇拝」『フィールドプラス』2: 8.
  14. 片岡樹(2009)「麻薬」日本タイ学会編『タイ事典』めこん、p.369.
  15. 片岡樹(2009)「ラフ」日本タイ学会編『タイ事典』めこん、pp. 396-397.
  16. 片岡樹(2010) 「ラフ族のキリスト教への改宗」『アジアの境界を越えて―人間文化研究機構連携展示―』国立歴史民俗博物館、171頁。
  17. 片岡樹(2010) 「ラフが代々南に下ってきた話」『アジアの境界を越えて―人間文化研究機構連携展示―』国立歴史民俗博物館、174-175頁。
  18. 片岡樹(2011) 「タイ・フィールドスクールの概要」『アジア・アフリカ地域研究』10巻2号: 302-305.
  19. Tatsuki Kataoka (2011) “The Concept of Exchange and Reciprocity in the Discourse of Religion among the Lahu in Northern Thailand.” Paper Presented at the International Symposium on “Ethnic Interaction in the Context of Globalization in Southwest China and Its Relationship with Southeast Asia.” (Yunnan University, Kunming, China)
  20. 片岡樹(2011) 「書評:津田浩司著『華人性の民族誌―体制転換期インドネシアの地方都市のフィールドから―』」『華僑華人研究』8号: 108-114.
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